2光束型コンピュータ合成ホログラムの作成装置の開発
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概要
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1948年にGaborによってホログラフィの原理が発見されたが, 参照光と物体光を同じ方向から与える単光束型であったため, 直接像と共役像が重なって再生像の質が低下するなどの欠点を持っていた。しかし1960年代にLeithらによって, 物体光の側方から参照光を与える2光束法が提案されてからはGaborのホログラフィの持つ欠点は殆ど解決され, ホログラフィの技術は現実的なものとなった。しかしながら, 実際のホログラフィは, 撮影装置が大がかりなものとなったり, 実際に存在する物体以外は表現できないといった欠点もある。そこでホログラフィの原理である物体光と参照光の干渉をコンピュータによってシミュレーションするコンピュータ合成ホログラム (CGHs) が考え出された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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