InSARからの高度情報抽出におけるフォアショートニング修正
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概要
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地表の広範囲でかつ高精度な地形の高度情報は様々な分野で必要とされている。空間的に隔たった2つの合成開ロレーダ(SAR)を使ったInSARによる高度情報の抽出には多くの利点がある。この手法では、位相の矛盾点(レジデュー)が存在すると精度が低下するため、精度を向上させるにはレジデューを減少させて正しく位相アンラッピングを行なうことが重要である。従来はフォアショートニングの修正を位相アンラッピングの後に行なっていたが、フォアショートニングはレジデュー発生の一因となっていることを考慮し、ここでは先にフォアショートニングを修正してレジデューを減少させてから位相アンラッピングを行なうことで精度を向上させるアルゴリズムを提案し、シミュレーションや衛星データを用いた実験でその有効性を確認した。
- 1999-07-22
著者
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