プラズマ加熱用電力分配器の解析・設計 : 導波管H面多分岐回路

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概要

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核融合を実現させるためには、プラズマを高温に加熱しなければならない。このとき、低域混成波を高い周波数でプラズマに入射して加熱する方法が提案されている。しかし、今までのプラズマ加熱用の導波菅アンテナは、構造が大型で複雑なため製作が困難であった。本論文では、小型化・解析、製作の簡単化が可能なプラズマ加熱用電力分配器(導波管H面多分岐回路)を提案する。本構造は反射を抑止するためにポストを装荷している。本報告では、分岐導波管を3本とし、プラズマ加熱用電力分配器の解析・設計を行い、その理論特性を求めた。その結果、等振幅分配を実現し、反射を十分抑圧した電力分配器が得られた。分配位相差は生じたが、実用上問題にはならない。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-11-17

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