アレーアンテナにおける相互結合補償とその実現方法
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概要
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アレーアンテナにおけるアレー素子指向性は相互結合の影響によって素子アンテナを単独においた状態から変化し,アレー利得の低下やサイドローブの上昇を引き起こす.本報告では不等素子間隔等の任意配列アレーアンテナにおいて相互結合を推定補償し,所望のアレー指向性を合成する手法を提案する.またフェーズドアレーアンテナに適用した場合の励振分布演算の高速化についても検討し,32素子リニアアレーの場合,演算量を1/5程度に低減してもサイドローブレベルは-30dB程度を達成できることを確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-05-17
著者
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