マルチメディアに進化する相変化光ディスク技術
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
マルチメディアは、音楽やビデオなどのコンテンツメディアをはじめ、情報メディア、そして通信・放送メディアとして急成長する時代を迎えている。特に、情報の書換えが可能な光ディスクは、マルチメディアメモリとして期待が高まっている。相変化現象が光メモリ効果を示すことはS.R.Ovshinsky等から1971年に提唱された(1。これは、原子配列が規則的である結晶相と不規則である非晶質相(アモルファス相)の相転移現象を可逆的相変化光メモリーに応用する技術である。これを契機としてアモルファス簿膜の研究が広く開始されたが、相変化光ディスクの実用化には20年の歳月を要した(2,(3。その間に光磁気ディスクが登場し、ISO規格として発展し相変化光ディスクの出番がなくなったと思われたが、相変化方式固有のオーバライト機能(同時消去・記録)の製品化への進展があり、マルチメディアの時代を迎えて相変化光ディスク技術への期待が高まってきている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
-
佐藤 勲
松下電器産業(株)光ディスク開発センター
-
太田 威夫
松下電器産業株式会社光ディスク開発センター
-
赤平 信夫
松下電器産業(株)光ディスク開発センター
-
今中 良一
光ディスク事業部
-
太田 威夫
松下電器産業
-
赤平 信夫
松下電器産業株式会社光ディスク開発センターチーム
-
赤平 信夫
松下電器産業 光ディスク開セ
関連論文
- 1ビームオーバライト相変化書換型光ディスク装置(光ディスク記録)
- 1)相変化光ディスクの高密度化技術の方向(画像情報記録研究会)
- 相変化光ディスクの高密度化技術の方向
- 3)相変化光ディスクの青色SHG光(λ=430nm)による再生(画像情報記録研究会)
- 相変化光ディスクの青色SHG光(λ=430nm)による再生
- 相変化光ディスクの青色SHG光(λ=430nm)による再生
- 相変化光ディスクの青色SHG光(λ=430nm)による再生
- ビットカプセルグルーブを有する相変化光ディスクの記録特性に関する研究
- 相変化光ディスクの高密度化技術の方向
- 高密度光ディスクDVD技術
- マルチメディアに進化する相変化光ディスク技術
- 20)文書ファイル用ディジタル光ディスクメモリー((テレビジョン電子装置研究会(第117回)画像表示研究会(第77回))合同)
- 文書ファイル用ディジタル光ディスクメモリ
- 7)相変化光ディスクの構造と消去比 : 光吸収補正および徐冷構成による高線速条件下での消去比の向上(画像情報記録研究会)
- 相変化光ディスクの構造と消去比 : 光吸収補正および徐冷構成による高線速条件下での消去比の向上
- S2-3 相変化光ディスク記録技術の現状と展望
- 相変化光記録材料の物性と要求特性
- 相変化光ディスクの高密度記録技術
- DVD-RAMの船出
- 相変化メモリーのDVD光ディスクヘの展開
- 光記録媒体(1)相変化光記録媒体
- マルチメディア光ディスクシステム--PDシステム (マルチメディア) -- (マルチメディア要素技術・デバイス)
- 光メモリー用アモルファス薄膜