平衡ケーブルの片線断線故障位置推定法の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
通信用平衡ケーブル線路の心線故障には、1心線のみが断線して、大地に体して平衡が崩れた故障(片線断線)がある。この故障位置をケーブルを多導体線路として推定する方法があるが、各導体間の自己・相互インピーダンス等を用いて(2n-2)×(2n-2)の複素マトリクスの計算(n導体)が必要となり故障位置の推定が複雑となる。ここでは縦回線の入力アドミタンス値の差を用いた片線断線の故障位置推定方法について検討した結果を報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
関連論文
- 平衡ケーブルにおける良否判定の高精度化の検討
- 平衡ケーブルの故障位置切分け方法の検討
- CCPケーブルの高周波特性
- 端末短絡素子を用いた平衡ケーブル故障位置推定法の検討
- 平衡ケーブルの絶縁不良位置推定法における推定精度向上策の検討
- 平衡ケーブルの絶縁不良故障における絶縁抵抗値推定法の測定周波数の選定
- 平衡ケーブルの誤接続位置測定方法の検討
- 平衡ケーブルの絶縁不良故障における絶縁抵抗値推定法の心線構造・線路構成依存性
- 平衡ケーブルの回線良否判定法の検討
- 故障位置測定における温湿度差を用いた補正法の検討
- 平衡ケーブルの絶縁不良量推定法の検討
- 漏話パルス測定による不平衡故障種別推定法の検討
- 磁界検出による平衡ケーブルの故障位置特定法の検討
- 平衡ケーブルの片線断線故障位置推定法の検討
- 平衡ケーブルの不平衡故障位置推定精度の端末接地条件依存性
- 磁界検出による平衡ケーブルの断線位置特定法の検討