フレームリレー加入者線のデータ伝送特性の検討
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概要
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マルチメディア通信では、音声や画像などの情報メディアデータ(以下メディアデータ)によってデータ量が異なる。フレームリレー加入者線(UNI)において各メディアデータの遅延時間及び保証伝送量を考慮した、メディアデータごとにDLCIを割り当てる個別割当,使用時間割当方式(以下 個別方式)を検討した。本稿では、各メディアデータの最大フレーム長(以下 フレームサイズ)の違いによる遅延時間、保証伝送量の影響を検討し、個別方式の場合のUNI使用時間割当において、DLCIの最大UNI使用時間経過後に伝送中フレームが存在したとき、他メディアデータの遅延時間を大きくせず使用時間を確保するために、伝送中フレームの伝送終了後、他方のDLCIの使用時間とする伝送監視方式と、残り伝送時間を、他方のDLCIの使用時間に含める伝送非監視方式を検討した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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