再開時の呼救済に関する一考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
交換機で再開が発生した場合、収容する端末の全呼に対して呼救済処理を行う必要がある。特にシグナリング手順を持つ交換機におけるリンクの瞬断を伴う再開の場合は、Cプレーン再設定に伴う呼状態整合を行うため、これに関連するプロトコル処理量が非常に多くなる。さらに、このプロトコル処理が時間的に集中すると、プロセッサ高負荷状態となりレスポンスが低下する。1交換機あたりの収容端末数および同時接続呼数の増加に伴って、これらの傾向がますます顕著になることが予想される。本稿では交換機再開後のサービス品質低下の防止を目指して、プロトコル処理量の低減および処理負荷の時間的分散を実現する呼救済処理法の検討を行った。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
関連論文
- B-7-5 CO/CL統合ネットワークにおけるコネクションレス通信方式の検討
- B-7-13 CO/CL統合ネットワークにおけるSVC設定方式の検討
- B-7-12 CO/CL統合ネットワークにおけるアドレス統合方式の検討
- B-7-8 IPoAにおけるパケット転送高速化方式の検討
- B-7-4 CO/CL統合ネットワークにおけるトラヒック制御方式の検討
- ユーザIDを用いたVPN構成法の検討
- SVC通信におけるアドレス変換方式の検討
- CO/CL統合による次世代ユーザシステム構成法の一検討
- 再開時の呼救済に関する一考察