加入者データの復旧方式の高度化に関する一考察
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概要
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交換システムでは,加入者にサービスを提供するために必要な加入者の情報(以下,加入者データと呼ぶ.)をメインメモリ(以下,MMと略す.)上に配備し,MM上の加入者データが破壊された場合の復旧用データとして,定期的にMM上のデータをDKに蓄積している.本方式においてMM上のデータが破壊された場合,DKのデータにより復旧を行うが,定期蓄積時の加入者データまで戻ってしまう問題が存在する.従来システムでは,オペレーションシステム(以下,OpSと略す.)にて保持する情報を利用して,保守者が再度コマンドを投入して復旧しており保守者稼働がかかっている.本稿では,上記の問題を解決するための加入者データ復旧方式についての考察結果を報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
-
岡 利幸
日本電信電話株式会社NTTネットワークサービスシステム研究所
-
野中 章
Nttネットワークサービスシステム研究所
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野中 章
日本電信電話株式会社NTTネットワークサービスシステム研究所
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岡 利幸
日本電信電話株式会社ネットワークサービスシステム研究所
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