極低速度音声符号化方式に関する一検討
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概要
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移動体通信のディジタル化が進む現在、電波資源の有効利用を目的とした低速度音声符号化の需要は急速に高まりつつある。このため各方面においてその研究開発、標準化が鋭意すすめられている。数kbps程度の音声符号化方式は、CELPに代表されるハイブリット符号化が主流であり、良好な音声品質が報告されている。一方、2400bps以下の極低速度の領域では、音源に割り当てられる情報量が限られるため分析合成型が主流である。一般に分析合成型は、音源の単純なモデル化を行うため低品質である。筆者らは、音源のモデル化を細かくすることで品質改善を行った極低速度音声符号化方式を検討したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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手嶋 功
株式会社日立国際電気特機事業部システム本部第一設計部
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大森 英明
国際電気株式会社仙台研究所
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佐藤 健
国際電気(株)仙台研究所
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手嶋 巧
国際電気(株)仙台研究所
-
大森 英明
国際電気(株)仙台研究所
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佐藤 健
新潟県工業技術総合研究所レーザー・ナノテク研究室
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