ハーフレートデジタル移動通信方式における音声符号化方式整合に関する検討
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概要
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デジタル移動通信では、より一層の周波数有効利用とシステム容量の拡大を目指してハーフレート方式の導入が検討されている。ハーフレート方式では現行のフルレート移動機に加えてハーフレートチャネルでも使用可能なデュアル移動機が開発され、無線ゾーンについても既存のフルレートゾーンとハーフレートチャネルでも割当可能なハーフレートゾーンとが共存する。このような移動機種別とゾーン種別を考慮し、移動機相互接続時の符号化方式を整合させる方法がこれまで提案されているが、通信中チャネル切替等による符号化再整合について述べられた例は少ない。本稿では交換局(以下、MLS)より通知された移動機能力で決定した符号化方式の優先順位を、無線制御装置(以下、BCE)で無線チャネルの割当条件として記憶することにより、異なるレートゾーン間の移行時や他ゾーン選択時の符号化整合を可能とする制御方式を提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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