周波数安定度の低いシステムにおけるフレーム同期方式の検討
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概要
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同期バーストやプリアンブルのないTDMA方式の移動通信システムでは、周波数オフセットの推定、補正をフレーム同期検出と同時に行う必要がある。この場合、同期ワード以外の部分で誤った周波数オフセット推定値によるフレーム同期誤検出が問題となる。システムの周波数安定度が高い場合は周波数オフセット推定値に最大値の制限を設けることが誤検出防止に有効であるが、プライベート基地局等のようにコスト的に周波数安定度を低く押さえたい場合には必ずしも有効ではない。今回、周波数安定度が低い場合にも有効なフレーム同期方式を提案しその有効性を確認したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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