ネットワークの辺と点に異なる信頼度をもつフロー
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概要
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通信網において同一局間の回線群を分散して伝送路網ヘ割り当てる事によってその局間の通信の信頼性を確保する事を考える.同一局間の回線群を伝送路網へ割り当てる際に伝送路と局の信頼性の違いを考慮して,どの伝送路も高々全体のδ(0<δ≤l)倍の通信回線しか通らず,どの中継局も高々全体のη(0<η≤l)倍の通信回線しか通らないように分散して構成された通信回線群を想定する.本研究は,このような通信回線群の伝送路網への割り当てに対応するものとして(δ,η)-耐故障フローを定義し,(δ,η)-耐故障フローについて最大フロー最小カット定理が成り立つことを示している.
- 1996-03-11
著者
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