文字,絵柄混在画像の高画質化処理
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概要
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ファクシミリでは文字,細線の高画質化のためエッジ強調処理が行なわれているが,これを擬似中間調処理に適用すると網点領域でモアレを発生し画質劣化を生じる場合がある。それを解決する手段として文字領域,写真領域,網点領域を判別してそれぞれの領域に最適な画像処理を行なう像域分離処理がある。しかし,白地上の文字は鮮明になる一方で写真領域や,網点領域の画質が劣化している場合が多い。理由として像域の誤判定があげられる。判定精度をあげるためには,大規模な判定回路を必要とし低コスト化には適さない。以上のような状況を踏まえ,白地上の文字輪郭のみを検出する地肌上エッジ検出処理とモアレ抑圧エッジ強調処理とを組み合わせた高画質2値化方式を開発したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
-
篠田 伸一
(株)日立製作所 日立研究所
-
中村 敏明
(株)日立製作所 日立研究所
-
中村 敏明
(株)日立製作所日立研究所
-
浅田 昭広
(株)日立製作所・映像メディア研究所
-
小堀 智生
(株)日立製作所・映像メディア研究所
-
箕田 博
(株)日立製作所・パーソナルメディア事業部
-
浅田 昭広
(株)日立製作所映像メディア研究所
-
小堀 智生
(株)日立製作所映像メディア研究所
-
小堀 智生
(株)日立製作所マルチメディアシステム開発本部
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