光ファイバ増幅器用LD内蔵型光回路モジュール

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概要

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エルビウムドープ光ファイバ(EDF)を使用した光ファイバ増幅器の実用化に伴い、高性能化、小型化が図られてきた。図1に集積化された後方励起型光ファイバ増幅器の構成を示す。従来は、図1実線部を空間光ビーム結合で集積化し、光回路モジュールを構成していた。今回、この後方励起型光ファイバ増幅器において、個別のデバイスとして搭載されていた1.48μm励起用LDモジュールを光回路モジュールに内臓する検討を行った(図1点線部)。図2(a),(b)に従来型とLD内臓型光回路モジュールの光学系の基本構成を示す。励起用LD素子を光回路モジュールに内臓することにより、光ファイバ増幅器の更なる小型化と励起光学系の低損失化を図ることが出来る。本稿では、励起用LD素子と光回路モジュールを構成する光ファイバとの結合特性について報告する。
一般社団法人電子情報通信学会の論文
1995-03-27

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