仮想専用線網設計法の検討
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概要
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ATM技術をベースにした仮想専用線網の設計においては,トラヒック変動や障害などに柔軟に対応でき,かつ,網資源の有効利用が図れるような効率の高い網構成の実現が要求される.しかしながら,実際に通信サービス要求の多様性や通信トラヒックの不確定性, バースト性のため,網の柔軟性と網効率設計が両立できないのがしばしばであり,具体的なトラヒック条件とユーザ要求に応じてそれぞれ個別に対拠する必要がある。本論文では,ユーザの要求条件やトラヒック特性などに従って、柔軟性重視と網効率重視の網設計に分けて考えることを提案し,それぞれの場合の設計アイディアを与える.また,柔軟性と網効率の協調設計法についても議論する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-03-11