ホロニック通信方式における網負荷の予測方式に関する検討
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概要
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各ノードの自律的な動作によるサービスの実行をねらいとしたホロニック通信方式においては,網負荷状況を伝達する情報量及びその伝送遅延時間の削減が最大の課題と考えられる。この課題を解決するため,網負荷の状況を示す情報を圧縮した形で負荷情報を送受させ,各ノードではその情報をもとに網負荷の予測を行う方法の検討を行った。負荷状況の圧縮はある時間区間における負荷の観測からその特徴を抽出して,その特徴に対応した分布関数に近似する。その特徴としてpeakednessとskewnessを考え,観測網負荷を分布関数に近似する方法と,それを基に予測する方法を示す。さらに,複数のピークを持った観測負荷を近似する方法として,各ピーク毎に特徴を抽出して,分布関数に近似し,全体の分布はその一次結合で近似する方法について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-03-11
著者
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