再ルーチングバンヤン型光ATMスイッチにおけるバッファ構成法の検討
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概要
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超高速化を目指した再ルーチングバンヤン型光ATMスイッチのバッファ構成について検討した。具体的には、スイッチのモジュラビリティを考慮し、従来と同様に各スイッチエレメントにバッファを配置して各段のバッファを一元的に管理する構成で、各スイッチエレメントのバッファサイズとセル廃棄率の関係を評価した。また、光セルバッファを用いる場合に特に問題となるライフタイム(バファリング可能な時間)が有限な場合についても同様に評価した。評価の結果、個別バッファのキュー長は16、1キュー当たりの最大バファリング時間は8でセル廃棄率10^-6>が得られることが分かった。これらの結果から、光セルバッファは、無限大時間セルを保持する必要はなく最低でも8セル時間保持できればシステムへ適用可能なことが分かった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-03-11
著者
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