リアルタイムシステムにおける性能評価手法の検討
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概要
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ソフトウェアの流通性や保守性の向上を目的に,様々に分野でシステムの階層化(プラットフォール化)が進められている.信用処理用リアルタイムシステム(交換システム等)の様に,実時間性が重要視される分野においてもプラットフォーム化は検討されている.プラットフォーム化されたシステムにおいては,ユーザー側,ベンダ側双方にとって,性能評価技術が重要となる.本稿では,マルチベンダ環境において上記両者の立場から,性能評価手法について検討した.その結果,システムコールベースのベンチマークプログラムによる性能評価と,オフライン環境の性能評価ツールによる性能評価手法を提案し,IROS(interface for Realtime Operationg systems)準拠のプラットフォームに対するインプリメント例について示した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-10-29
著者
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