ATM網におけるバイナリ型スイッチを用いたレート制御方式の適用性の検討

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概要

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現在、ABRサービスクラスに適用される幅輳制御方式として、レート制御方式の標準化が進められている。レート制御方式の有効性は、その制御パラメータをいかに設定するかに大きく依存している。そこで本稿では、バイナリスイッチの制御パラメータが、レート制御方式の性能にどのような影響を与えるかを、数学的解析手法を用いて明らかにする。まず、異なる伝播遅延時間を持つ複数のコネクションが存在する場合に、伝播遅延時間や制御パラメータが、コネクション間の公平性与える影響を明らかにする。また、ABRトラヒックよりも高い優先権を持つCBRトラヒックが網に加わる場合に、スイッチにおけるセル廃棄を防ぐためのパラメータ設定条件を明らかにする。
1996-05-24

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