高次視覚過程の分析とモデル化(<オーガナイズドセッション>心理実験データに基づく視覚過程の分析とモデル化)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
認知心理学では、様々な実験結果や理論を表すため、Box & Arrowモデルや、ニューラルネットワークを含むシミュレーションモデルモデルなど様々なモデルが頻繁に使われ、理論の具体化や精緻化に貢献している。ここで取り上げる高次視覚とは、局所的な分割や選択によって、形状特徴と空間関係の抽出を行う過程である。したがって、視覚オブジェクトの認知に至る、トップダウン的な処理を含んでいる。高次視覚に関する3つの具体的な研究例、すなわち物体認知に関するモデル、視覚的注意のシミュレーションモデル、脳機能計測に基づくモデルをもとに、認知心理学実験とモデルの関係を検討した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-01-27