3-2 鉄道システムの安全性(3. 交通システムの安全, <特集>安全に暮らしたい)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
鉄道は英国に発祥以来180年, 日本に導入されてからでも130年の歴史を有す.この間, 幾多の苦い事故を経験し, それを教訓にして安全性技術の開発, 安全対策投資等が継続的に行われた結果, 現在は高い安全水準を保持している.鉄道は土木構造物, 線路, 電気・信号・情報通信システム, 車両等からなる総合システムであり, 全体が一元管理されているのが特徴である.本稿では, 最初に日本の鉄道の事故実績に基づく安全性水準を述べ, 次に, 鉄道の安全を阻害する要因と安全対策技術の現況を紹介する.最後に, 鉄道の事故死リスクの許容水準についての考え方を紹介する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-05-01
著者
関連論文
- 電子連動装置SMILEの開発
- AT-3-2 鉄道システムの安全性(AT-3.安全・安心追求のためのアプローチ : 理論と実践,基礎・境界)
- 列車乗客の事故死リスクの許容水準と評価法
- 鉄道の事故実績に基づく許容リスク水準の一考察
- 鉄道に於ける安全性・信頼性の視点(交通関連の安全性)
- 鉄道信号制御フェ-ルセ-フシステム (フォ-ルトトレラントシステム) -- (フォ-ルトトレラントシステム)
- 密結合計算機システムの同期に関する一考察
- マルチプロセッサ構成のフォ-ルトトレラント駅構内運転制御システムの開発 (交通・運輸における最近のシステム制御技術)
- セルフチェッキングシステム用エラ-保持回路(技術談話室)
- 踏切事故の事故死リスクの許容水準と評価法(ケーススタディ)
- イノベーションと信頼性
- リスク雑感(「安全」を考える)
- 鉄道とあいまいさ
- 本学会のさらなる発展を目指して
- これからの列車安全制御の視点
- 常識と信頼性
- 3-2 鉄道システムの安全性(3. 交通システムの安全, 安全に暮らしたい)
- PD-3-3 鉄道システムのディペンダビリティの現状と課題
- 浮上式鉄道の開発と現況 (特集:浮上式鉄道技術)
- 新世紀雑感
- PD-3-3 21世紀の陸上輸送システムとフォールトトレランス
- 人の寿命と信頼性
- 保安度向上
- 鉄道総研 鉄道の安全研究の現状と課題 (特集安全対策)
- 鉄道と安全 (安全と防災)
- これからの運転制御システム
- 電気鉄道におけるマイクロエレクトロニクス技術
- コムトラック制御用計算機システムの性能評価