超分子機械-細菌べん毛-の構造とその働き
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概要
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生命活動を支えるたん白質や核酸などの巨大分子は,数多くの原子の複雑な立体配置によって構築された機械装置であり,分子機械ともよばれる.大きさは数nmから数十nmで,究極のマイクロマシンの一つの例として,その自己構築の仕組みや動作機構が工学や物理学の興味深い研究対象となりつつある.ここでは分子機械の典型的な例として,細菌べん毛の分子構造やその働き,またその自己構築機能など,少しずつ明らかになりつつあることを最近の知見を含めて御紹介したい.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-02-25
著者
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