3. 光計測法による神経回路の機能的解剖(<小特集>最大のフロンティア「脳」の解明に挑む : 神経生理計測と神経科学)
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概要
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脳神経細胞集団の動態をいかにとらえ,どこまで解析できるかが今後の高次脳機能研究展開の成否を左右するといってもよいかもしれない.現在,種々の手法を用いてその取組みが精力的になされている.方法はおおむね2群に分かれる.すなわち神経の膜電位や膜電流変化などの計測により,神経活動そのものをとらえる方法と,神経活動に伴う脳内の代謝性シグナル変化を計測して,脳活動を間接的に測定するものである.短時間のうちに時間的,空間的に大きく変動する神経活動のダイナミックスをとらえ,解析するには前者の,脳活動の一次シグナル計測が主体となる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-04-01
著者
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大原 慎也
東北大学大学院生命科学研究科脳機能解析構築学講座
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広瀬 秀顕
筑波大学医学研究科
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井上 謙一
東北大学大学院生命科学研究科脳機能解析構築学講座
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一條 宏
東北大学大学院生命科学研究科脳機能解析構築学講座
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小金澤 紀子
東北大学大学院生命科学研究科脳機能解析構築学講座
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大場 健嗣
東北大学大学院生命科学研究科脳機能解析構築学講座
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筧 慎治
東北大学大学院生命科学研究科脳機能解析構築学講座
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飯島 敏夫
電子情報通信学会
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飯島 敏夫
電子情報通信学会:東北大学大学院生命科学研究科脳機能解析構築学講座
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