ハードウェア設計から眺めた情報理論 : 高速リードソロモン復号アルゴリズムを例にして
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概要
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近年のLSIの回路設計は,半導体技術の更なる進歩により,演算にかかる回路コストは飛躍的に小さくなり,データパスの適切な設計がより重要な要素となりつつある.このような中で、一見アルゴリズムレベルだけから見ると無謀とも思える手法の選択が,ある特定の条件での実装においてはより最適化された解を与え得る状況が生まれてきている.本稿では,近年筆者らが行った高速リードソロモン符号のアルゴリズムの研究を例にして、データバス上での分岐を最小化するという見地から復号アルゴリズムを再構築する手法について解説を試みる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-07-01
著者
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