4. 細胞の生きのよさ : 細胞の活動状態を測る(<小特集>医用生体工学の新しい展開)
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概要
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生体の活動レベルは, 体温, 呼吸, 心拍, 脳波などいわゆるバイタルサインといわれるものでモニタされるのが一般的である.これに対し, 半導体デバイスの分野で確立された微細加工技術を背景として, 近年, 細胞のレベルでの活動状態を計測する試みがなされるようになりつつある.ここでは特に「細胞の生きのよさを見る」という観点から, 非侵襲的な観測手法により, 細胞の発生する電気信号, あるいは運動性などを指標として, 細胞の活動状態に関する情報を得ようとする試みについて紹介する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-02-25
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