2-3-5 高分子分散型液晶ディスプレイ(<小特集> ディスプレイ技術の最近の進歩)
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概要
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高分子分散型液晶は,TN液晶と異なり散乱モードで動作するので偏光板が不要,従って光利用効率の高い「明るい」表示素子を容易に実現できる.初期にみられた高駆動電圧,ヒステリシスの問題も現在では解決されており,特に光重合誘起相分離法によって作成されるLCPC(液晶高分子複合体)は,マルチメディア時代には必須とされる1,000lmの高輝度大画面表示システム実用化に現在最も有望な素子である.本稿では実用化が近づいた高分子分散型液晶素子の特性と合わせて,そのシステム設計のポイントを解説する.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-07-25
著者
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