文字類似度と統計的言語モデルを用いた日本語文字認識誤り訂正法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論文では, 日本語のように文字種が多くかつ単語を分かち書きしない言語のための文字認識誤り訂正法を提案する.本手法は, 文字の類似度を考慮した統計的文字認識装置モデル, 未知語を考慮した統計的言語モデル, 短い単語に適用可能な類似単語照合法, および, 確率が大きい順に任意の数の候補を求めるN-best単語列探索法から構成され, 広い範囲の日本語文および広い範囲の文字認識率に対して頑健かつ高精度な文字認識誤り訂正が可能である.EDRコーパス(約500万語)を用いた実験では, 文字認識率が70%, 80%, 90%のテキストに対して, 本手法は文字認識率をそれぞれ88.3%, 94.1%, 97.4%に改善した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-11-25
著者
関連論文
- 音声翻訳実験システム(ASURA)のシステム構成と性能評価
- 発話タイプ付きコーパスを用いた確率的対話モデルの自動生成
- 単語頻度の期待値に基づく未知語の自動収集
- 確率・統計的手法による対話構造のモデル化
- 確率・統計モデルの音声言語処理への応用 ( 「コーパスに基づく音声・自然言語処理」)
- 音声言語の確率モデル ( 「コーパスに基づく音声・自然言語処理」)
- 文字類似度と統計的言語モデルを用いた日本語文字認識誤り訂正法
- 文字類似度と統計的言語モデルを用いた日本語文字認識誤り訂正法
- SLP・NL合同セッション「ここまでできるぞ音声/言語処理技術」 : 言語編 : 4 文字認識用日本語スペルチェッカjspell
- 単語頻度の再推定による自己組織化単語分割
- 確率モデルによる自由発話の形態素解析
- 前向きDP後向きA^*アルゴリズムを用いた確率的日本語形態素解析システム
- 音声言語処理における統計的言語モデルの現状と動向
- キ-ワ-ドの自動抽出と重要度評価
- 重要概念抽出に基づく新聞記事からのキーワード作成
- チャートパーザによる音声認識候補の効率的解析手法