HW/SWの仕様を統合するSpecC言語とその実時間性
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概要
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マルチメディア時代になり、従来のHW / SWの詳細設計とは設計の抽象度が異なる、製品全体の機能(論理的動作)仕様に着目した開発効率の改善が叫ばれている。設計データを表す言語においても、従来のプログラミング言語やハードウエア記述言語とは異なる視点から計算モデル(計算概念群)を検討しなおし、計算概念一つ一つに対応する構文を持った仕様記述言語が必要である。また、仕様から詳細設計への変換をし易い言語である必要もある。SpecC言語を紹介し、仕様でのSpecC言語の実時間性の考え方と、詳細設計である現実世界の実行モデルでの実時間性との対比について議論する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-03-22