磁性木材を用いたGHz帯用電波吸収体の作製に関する実験的検討
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概要
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本研究は、木質感を有するGHz帯用電波吸収体に用いる磁性木材の作製法の確立を目的とした。磁性木材の作製法の違いによる反射減衰量の比較結果、サンドイッチ型磁性木材が比較的高い反射減衰量が得られることが明らかになった。更に、サンドイッチ型磁性木材の作製パラメータと反射減衰量との相関性について実験的検討を行った。その結果、磁性体の混合比40vol%、磁性接着剤量4mm厚(未乾燥時)で作製した、厚さ20mmのサンドイッチ型磁性木材は、1.93GHz付近において木質感を有する電波吸収体の作製が可能であることを明らかにした。
- 2000-01-18
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