27kHz捩り振動による超音波振動切削
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概要
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超音波加工は、加工部品の軽薄短小化、高付加価値化が図れ、クーラントや潤滑油を必要としない加工が期待されるためね環境にやさしい技法として再認識されつつある。従来の縦振動を応用した超音波振動切削においては、穴加工時のドリル先端摩擦や騒音の問題があった。騒音は周波数25kHz異常では40dB許容量が増大するとされ、縦振動に比較して、捩り振動に置いては、工具振動面及び加工時以外は騒音を発生しない。以上の点と今後の精密加工への応用を考慮して27kHz捩り振動ボルト締めランジュバン型振動子の試作から開始し、超音波振動切削装置を実用化した。ここでは新開発の振動系と工具の装着法および加工例について述べる。
- 2000-02-28