データストリームにおける遅延相関の検出(夏のデータベースワークショップ2005)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年, データストリームの処理やマイニングに関する研究が盛んである.ネットワーク分析, センサーモニタリング, 金融データ分析, ムービングオブジェクトのトラッキングなど, データストリームは様々な分野で用いられている.本講演では, BRAIDと呼ぶデータストリーム間の遅延相関検出のための手法について述べる.BRAIDは, 半無限長のデータストリームを, インクリメンタル, 高速, そして省メモリで処理することができる.さらに, BRAIDに関する理論的な分析についても述べる.これはサンプリング理論に基づいたものであり, BRAIDの精度について示したものである.実データと人工データを用いた実験では, 相対的な誤差が最大で1%であり, 精度良く遅延を検出している.計算速度については, 厳密に計算する場合と比べ最大で40,000倍の高速化を達成している.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-07-07
著者
関連論文
- 楕円体問合せのための類似探索手法の提案
- 多次元空間における類似探索手法の提案
- 電話を用いたハミング検索システム
- ハミング検索のための音楽データ自動時間正規化手法
- SoundCompass : ハミングによる音楽検索システム(音楽情報)
- 楕円体問合せのための類似探索手法の提案
- データストリームにおける遅延相関の検出(夏のデータベースワークショップDBWS2005)
- データストリームにおける遅延相関の検出(夏のデータベースワークショップ2005)
- 多次元空間における類似探索手法の提案