市販シミュレータの可能性と問題点 : 電磁界解析ソフトウェアを5年間使ってわかったこと
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概要
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筆者が過去5年間に行なった電磁界解析の事例をもとに,市販シミュレータの現状についてまとめ, その可能性と現在何が問題なのかについて報告している. デジタルコンピュータによる電磁界解析では, 一般に, 細かい離散化を施すほど解析誤差は少なくなるが, メモリ量が限られるため, 通常金属導体の厚みは零で解析する. しかし, 構造によっては厚みを考慮しなければならないケースがある. また, 解析のアルゴリズムによっては, グラウンドの損失を正確に計算できないこともある. この他, さまざまな問題点を解決するために付加された機能についてもまとめた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-08-26
著者
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