コンピュータネットワークにおける認証およびアクセス権管理方式の検討
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概要
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コンピュータネットワークの進展とともに、認証、データ秘匿等、セキュリティの確保が重要になってきている。従来のパスワードによる認証では、盗聴や推測の危険性があるほか、ネットワーク上のサービスの多様化に対応しきれない。本稿では、まず、利用者情報データベースをネットワーク内で共通に利用することの効力、オープンなネットワーク環境で公開鍵暗号技術を用いた認証が有効であることを示す。次に、ネットワークにおけるアクセス権管理等を行うセキュリティシステムの実現手法を提案する。実験システムでは、利用者情報データベースにX.500ディレクトリを採用し、ディジタル署名を用いた利用者認証を実現している。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-01-28
著者
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