XTPを用いた動画パケット転送の検討
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概要
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XTP(Xpress Transfer Protocol)は高速通信プロトコルの標準候補の一つであり、OSIモデルの3〜4層に相当する。動画や音声等の連続メディアをパケット転送する際に、リアルタイム性の実現が重要な課題となるが、本稿では動画転送におけるXTPの有効性について評価を行った。まず、WS間で動画転送を行う実験システムにおいてQOS特性(パケット転送遅延、遅延の揺らぎ(ジッタ)、パケット損失)を測定し、従来のTCPに比べて優れた性能を示す実測データを得た。次に受信WSで再生した動画品質に対するネットワーク負荷や転送遅延の影響について主観評価を実施し、XTPの機能を拡張して一定のレベルの動画品質を確保するための改良案について検討した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-01-28
著者
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