可搬型記憶装置のためのコンテンツ保護技術の概観(HDD及び一般)
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概要
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本論文は, 公開鍵基盤(PKI)[1]に基づいたコンテンツ保護技術の概観について述べたものである。記憶装置の論理フォーマットは, 通常の命令でアクセスが可能な標準領域と, 本技術で規定した命令でしかアクセスできない特殊領域から構成される。本技術の下では, コンテンツは暗号化された後標準領域へ, それを復号するための鍵と条件は特殊領域に記録される。本保護を達成するためには, コンテンツ復号鍵と条件が厳重に管理されることが必須であるため, 本技術に準拠したデバイス間でのこれらの鍵と条件の転送は, PKIに基づいた独自のプロトコルで行なわれる。本技術は, コントローラを伴った様々な記憶装置に適用可能であるが, 本稿では特にATAインタフェースへの適用手段について詳述する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-02-03
著者
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平井 達哉
株式会社 日立製作所 研究開発本部 ストレージ・テクノロジー研究センタ
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高野 晴子
株式会社 日立製作所 研究開発本部 ストレージ・テクノロジー研究センタ
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稲垣 幸秀
株式会社 日立製作所 研究開発本部 ストレージ・テクノロジー研究センタ
-
稲垣 幸秀
株式会社 日立製作所 中央研究所ストレージ・テクノロジー研究センタ
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