ワンチップマイクロ電源の開発 : マイクロ電源パワー密度とムーアの法則(制御技術関連)

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概要

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携帯電話等モバイル機器に搭載されるこれからのマイクロ電源は、小型、薄さ、高効率が要求されている。本論文では、マイクロ電源の高集積化を計る検討を行い、マイクロインダクタ、マイクロキャパシタ、制御ICを1つに集積化した、ワンチップマイクロ電源と、その高効率特性について紹介する。この電源は、CoFeSiB系の薄膜磁性体を用いたインダクタと、マイクロキャパシタ、フリップ実装されたIC、から構成され、それらが3.5×3.9×1.6mm^3のワンパッケージングに配置されている。その効率特性は、3V入力から2V出力時92%、0.8V出力時76%の高効率特性が得られている。ワンチップ集積化によるパワー密度増加の傾向と、集積度が2年で2倍になるというムーアの法則との関係を考察し、今後のマイクロ電源の動向を考察する.
2004-10-29

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