アナログ複素信号処理システムにおける素子偏差の影響についての一検討
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概要
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抵抗で終端された受動複素係数フィルタの素子感度は, 伝送整合点及び入力インピーダンスが実数値になる周波数において低くなることが従来より知られている.しかしながら, この性質は能動構成した複素係数フィルタにおいて同一素子値となる要素の値にミスマッチを生じた場合のことは考慮されていない.そこで本論文では, 複素信号を取り扱うアナログ回路システムにおいて, ミスマッチも含めた素子値変動がシステムの応答にどのように影響するかを検討した結果を報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-01-23
著者
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武藤 浩二
九州工業大学 ヒューマンライフIT開発センター
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武藤 浩二
詫間電波工業高等専門学校
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武藤 浩二
詫間電波工業高等専門学校 情報通信工学科
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チィン テー
詫間電波工業高等専門学校 情報通信工学科
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