移動体衛星通信における瞬断特性評価手法
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概要
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移動体衛星通信などに適した衛星として, 高仰角が得られる準天頂静止衛星が検討されている.準天頂静止衛星とは, 静止衛星に軌道傾斜角を与えることにより地球からみて静止軌道上のある点を中心に南北に8の字の軌跡を画く衛星である.この衛星を用いた場合, 東京において仰角70度以上, 日本全体でも仰角60度以上が確保できる.ただし, 仰角60〜70度でも地物遮蔽の影響はあることから, 準天頂静止衛星の移動体衛星通信への適用性を検討するうえで, 高仰角の場合の瞬断特性を定量的に評価する必要がある.本論文では, 評価方法として航行衛星を用いることにより効果的に瞬断特性を評価できる方法を新規に提案する.提案する方法を都心部において実施し, 準天頂静止衛星および静止衛星に対する陸上移動体走行時の瞬断特性の評価結果を検討した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-11-19
著者
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