EPEレーザの波長可変特性の解析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
EPE(enhanced-plasma-effect)レーザは、MQW活性層とpクラッド層の間に設けられたキャリア蓄積層におけるキャリア輸送効果を利用して、プラズマ効果による速い波長シフトを熱的な遅い波長シフトより増大させた、新しい波長可変DFBレーザである。本報告では、電気系と光系をセルフコンシステントに解く半導体レーザ・シミュレータLDSCOPEを用いて、EPEレーザの波長可変特性のシミュレーションを行った結果について述べる。EPEレーザの特性は蓄積層におけるキャリア再結合により制限されているが、リーク電流を低減できれば、2.5nm以上の速い波長シフトが期待できる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-07-25