2逓倍手法を用いた5GHz帯リング発振器内蔵直交変調器
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概要
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本誌にて、発振器の出力を2倍にして変調を行う、新しいタイプの直交変調器を提案する。この変調器は、4段構成のリング発振器と対象構造を持つ新しい3値ミキサからなる。本変調器では、ローカル発振器の発振周波数をキャリア周波数の2分の1に押さえることができたため、シリコンチップへの集積化を可能とした。この変調器を、40GHzのシリコンバイポーラプロセスを用いて試作を行った。測定結果より、キャリア周波数が2〜5GHzの間で、イメージリークが-34dBc以下であることを示した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-01-21
著者
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