8mm VCR用全バイポーラ3V 20mW ATFサーボLSI
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概要
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従来、バンドパスフィルタの仕様においてQ(=15〜30)が高く、且つ高精度が要求される為にスイッチトキャパシタフィルタ(SCF)技術を適用しなければ1チップ化は無理とされていた8mm VCR用ATF(Auto Track Finding)サーボ系の信号処理部分のLSI化に、バイポーラ技術のみを駆使することにより今回初めて成功した。これにより、Bi-CMOSプロセスであるが故のコスト高の低減および長い開発/試作期間の短縮化に大きく貢献した。さらには、新しいバイポーラ回路技術の採用により、単一電源3Vで消費電力僅か20mW(従来比1/4)を達成し、消費電力の点でもBi-CMOSやCMOSプロセス並かもしくはそれ以下まで実現できることを示した。勿論、ノイズ特性に関してもバイクワッド型のアナログフィルタを採用することにより、非常に良好な結果を得る事ができた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-06-23
著者
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佐藤 勝則
ソニー(株)セミコンダクタカンパニー
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松本 浩幸
ソニー
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山口 二男
ソニー(株)セミコンダクタカンパニー
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宮光 文明
ソニー(株)セミコンダクタカンパニー
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坂本 吉弘
日本TI(株)日出デザインセンター
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松本 浩幸
日本TI(株)日出デザインセンター
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佐藤 勝則
ソニー(株) Msnc. Lsc. Slsi 事業部