Cached DRAMのパーソナルコンピュータへの応用 : Cached DRAMによるパーソナルコンピュータの高速化、低消費電力
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概要
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CDRAM(Cached DRAM)とは16Kbの高速SRAMと4Mbもしくは16MbのDRAM、リード・ライトバッファを1チップ化し、SRAMとバッファ、DRAMとバッファの間を128ビットの広いバスで結び高速転送を実現したものである。データアクセスは15nsのランダムアクセスが可能となっている。三菱電機ではCDRAMの応用例として、既存のPC/ATパーソナルコンピュータに4MCDRAM(M5M4V4169)を組み込み、処理速度の向上と消費電力の削減及びプリント基板の小型化を図った。わずか32KBのキャッシュサイズで、既存の2次キャッシュ(サイズ256KB)を搭載したパーソナルコンピュータと同等以上の処理速度を実現している。本論文では種々のベンチマークテストを実行し、性能評価を行った。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-06-23
著者
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小川 俊之
三菱電機(株) メモリ事業統括部
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太田 誠
三菱電機セミコンダクタ・ソフトウェア(株)応用技術部メモリic課
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小川 俊行
三菱電機(株)北伊丹製作所メモリic第1部設計第3課
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富岡 尚紀
三菱電機セミコンダクタ・ソフトウェア(株)応用技術部メモリIC課
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豊本 英晴
三菱電機(株)北伊丹製作所システムLSI開発部情報処理課
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