アクティブノイズコントロールと適応信号処理 : その現状と課題
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概要
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本報告では,アクティブノイズコントロール,およびその中で用いられる適応信号処理技術について概説する。この制御方法は,付加的な音源を設置して騒音信号と干渉させることで減衰を得るものであり,近年では幾つかの実用例も見られる。また制御を行う音場の時変性などに対応するために,適応アルゴリズムを用いた信号処理がしばしば用いられている。代表的なシステム構成,アルゴリズムなどを紹介し,これらの技術の現状,及び将来的な可能性を示す。特に適応アルゴリズムに関しては幾つかの計算例と共に,実用化における限界やガイドラインなどについても言及する。
- 2002-02-25
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