不均一なロジスティック・カオスにおける同期の始まりII
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概要
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ロジスティック・マップとテント・マップから成る二つのオッシレータの混合系で、グローバルにカップルしたカップルド・マップ・ラティスにおける同期状態の始まりを研究する。特に、傾きが一定でないロジスティック・マップから成るオッシレータ間の同期状態に注目する。ロジスティック・オッシレータ数とテント・オッシレータ数の比を変化させたときやカオスの強さを変えた場合の同期状態の始まりが調べられる。カオス性が強い領域では、不均一系の方が秩序構造を作りやすく、カオス性が弱い領域やperiodic windows付近の領域では、均一系の方が秩序構造を改築しやすいことがわかった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-07-31
著者
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