CDMAチャネルロードセンシングプロトコルを用いた音声とデータパケット混在システムの特性解析

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
本研究ではチャネルロードセンシングプロトコルで伝送されているCDMA音声信号とデータパケットの混合システムに対し解析を行う。音声信号は一定時問に伝送を終了させなければならない等時性を必要とするメディア、データパケットは時間的な遅延は許容されるが、高信頼性の要求されるメディアであることを考慮する。音声信号に対するブロッキング確率、アーランキャパシティーを求め、データパケットに対するスループットを求める。それぞれはお互いのトラヒックの影響を考慮する。さらにこのシステムに対する最適化は、それぞれの特性のトレードオフに強く関係していると考えられる。そこでアーランキャパシティーとデータスループットの和であるシステムキャパシティーを導出する。この結果チャネルを最大限有効に利用するためのデータオファードロードが存在することがわかった。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-03-19

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク