適応型動画像転送方式の分類及び評価

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概要

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近年、動画像の転送方式として適応型動画像転送方式が注目を集めている。その理由は、従来の動画像転送方式では、輻輳時のパケット損、リンクの使用効率の低下等の問題は避けられないが、適応型動画像転送方式では、ネットワークの状態やユーザ所望のQoSに応じて、動画像転送中に動的に割当帯域を更新することができるからである。このため適応型動画像転送方式についての議論が活発になされており、様々な方式が提案されている。しかし、それらの特性や適用領域についての体系的な整理がなされていない状況である。そこで本稿では、1)適応型動画像転送方式を調査、分類し、2)様々な尺度から特性を評価し、3)以上をふまえて、高速広域網での動画像転送の現実解を見出すことを試みたので、その結果を報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-03-19

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