優先度を考慮したVPセルフヒーリング
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概要
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本稿では、VPの優先度を考慮した処理開始時間制御方式を提案する。この方式は、高優先から順に優先度に従ってVPの回復処理を行うことにより、一度に回復処理を行うVPの数を減少させる。これにより、高優先VPは優先的に予備資源を利用することができ、回復率が向上する。さらに、ノードにおける回復処理の集中の度合が減り、処理待ち時間が減少することから、高優先VPの回復時間が減少する。この効果は、多重障害や大規模ネットワークに対しても有効である。シミュレーションによる評価結果より、高優先VPの回復率の向上と回復時間の高速化、さらに全体の回復率の向上が示された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-11-27
著者
-
齋藤 博幸
Necネットワークス開発研究所
-
スロミンスキー ミロスロウ
C&c Research Laboratories Nec Corporation
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齋藤 博幸
C&C Research Laboratories, NEC Corporation
-
スロミンスキー ミロスロウ
C&C Research Laboratories, NEC Corporation
-
吉田 万貴子
C&C Research Laboratories, NEC Corporation
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吉田 万貫子
Necネットワークス開発研究所
-
吉田 万貴子
Nec
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