ATM網アーキテクチャの評価

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概要

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本稿では階層構成のATMネットワークの中継ノードへの交換機能、クロスコネクト機能、交換, クロスコネクト併合機能の3種類の配備法について検討する。具体的には、2階層と3階層のネットワークを対象として、各階層におけるノードへの機能配備の組合せについて加入者ノード間の局間トラヒックと加入者ノード数を変化させ網コストを比較評価した。評価の結果、以下に示すATM網設計法の指針となる結果を得た。すなわち、低トラヒックでは最上位層に交換機能を、高トラヒックではクロスコネクト機能を配備するアーキテクチャが有利で、ピークレート多重では統計多重の場合に比べクロスコネクト機能の適用領域が広がる。さらに、小規模網では2階層、大規模網では3階層のアーキテクチャが有利であることがわかった。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-05-13

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