企業内ATM通信網における音声信号処理に関する一検討
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概要
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ATM網を利用した企業内通信網の音声系の構築に向け、最近の高能率音声符号化技術の標準化動向を踏まえつつ、音声信号処理の側面から見た技術課題を明らかにすべく検討を行ったので、その結果を報告する。まず高能率音声符号化方式に係わる課題である、コーデックのリセット制御、符号化フレームの取扱い、セル廃棄の補償方法、およびセルへのマッピングについて論じた。次に、無音圧縮を実現するための要素技術について、最近の移動体通信における技術動向にも触れつつまとめた。最後に、音声以外の信号、即ち音声帯域データ信号の取扱いについて論じた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-07-19
著者
-
海老沢 秀明
三菱電機株式会社通信システム研究所
-
内藤 悠史
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
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海老沢 秀明
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
-
伏見 渉
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
-
矢島 久
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
-
矢島 久
三菱電機株式会社 情報技術総合研究所
-
内藤 悠史
三菱電機株式会社
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